2012年11月4日日曜日

グスタフスベリの蚤の市

10月の末に行なわれたグスタフスベリの蚤の市に行ってきました。グスタフスベリのファクトリー、アンティークショップ、イイッタラなどのアウトレットショップ、グスタフスベリ陶磁器博物館などがあるグスタフスベリス・ハムン(Gustavsbergs Hamn)で年に数回、蚤の市が開催されています。ちなみに蚤の市はスウェーデン語でLoppmarknad(ロップマルクナド)、普段はLoppis(ロッピス)と呼ばれています。

敷地内の中庭


この蚤の市、わたしは毎回のように行っているのですが、今回から入場が有料になっていました。と、いっても20kr(約240円)の入場料を払うとコーヒーチケットがもらえます。
コーヒーチケット

会場は広いホールのような所。主催者によると280ものブースが出店しているとのこと。


アンティークやヴィンテージを扱うお店から、一般の人たちが古着や日用品を売っているお店まで様々です。

リサ・ラーソンやスティグ・リンドベリなどの作品も多く見られます。
All Världens Barn / Lisa Larson
Adam / Stig Lindberg


有名な作品を安く買うことが出来るのも嬉しいのですが、無名のものでも自分が好きなものや、おもしろいものに出会えるのが蚤の市の楽しみです。


わたしは特に缶や瓶、カゴなどの容器が好きでよく見ます。買っても使い道がないのに欲しくなるので思いとどまるのに一苦労…。
古いおお菓子の缶や飲み物の瓶

キッチン用品を扱うお店の保存瓶

古い工芸品なども
おもちゃや、布物、ちょっとした家具などもたくさん。
モンチッチはスウェーデンでも売られていたそうです

かわいいテキスタイルもたくさん!

古い脚立に座るクマ


クリスマスも近いこともあり、クリスマス関係の商品もたくさん売られていました。
ワラでできたヤギのJulbock

赤い顔のサンタさん…?

スウェーデンのサンタは結構リアル

クリスマスの風景を描いたクロスステッチ


たくさんの商品の中でもわたしが特に気になったのが、ひとつの小さな人形。

Drutten

どこかで見たことあるような、でも何か違うような…。「まさか…」と思いつつお店のおばちゃんに聞くと笑顔で「Drutten(ドゥルッテン)よ〜♡」と。Druttenはチェブラーシカのスウェーデン語の名前。そう、この人形はやっぱりチェブラーシカ。裏を見ても何の記載もありません。これが紙粘土でできていたら小学生の図工の作品と思うでしょうが、ちゃんと(?)陶器製。このチェブラーシカがすごく気になってずっと見ているわたしにどんどん勧めてくるおばちゃん。でも、これ100kr(約1200円)もするんです。「誰か良い人に買ってもらってね。」と思いつつ、チェブラーシカにさよならしました。


そして今回の蚤の市で買ったのはこちらのスパイス棚。
Kryddhylla(スパイス棚)

スウェーデンの古いキッチンでは備え付けのスパイス棚を見かけます。そういうのが欲しいなあと、ずっと思っていたのですが、なかなか買うまでには至らず。しかし、今回サイズ的にも値段的にもちょうど良いこの棚を見つけたので思い切って買うことに。『小麦粉』『塩』『シナモン』などと書かれた陶器製の引き出しがかわいい。しかしかなり汚れているために使用前の掃除が大変そうです。

ストックホルムでは定期的な蚤の市や、毎日開いている常設の蚤の市などもあります。これからの季節はクリスマス・マーケットなども開かれるのでストックホルムにお越しの際は是非、覗いてみてください。


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